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海外支援のNPOリサイクルショップ


by we-shop-ni
2008年度 支援のご報告            2009年4月号

●ハンガー・フリー・ワールド ブルキナファソ栄養改善事業 
5歳前に命を落とす子どもが多いブルキナファソ。
お母さんたちと力をあわせれば、子どもたちの命を救うことができます。  
56,380円

●「国際交流は子どもの時から・アジアの会」(モンゴル)  
無職の母親の自立を助けるプロジェクトです。
80,000円

●SHAREカンボジア母子保健プロジェクト
母子保健状況が悪いプレイベン州で保健センター機能強化と
地域の人材育成を軸としたプロジェクトです。
98,900円

●世界食料デー 二宮大会 (実行委員会を通じて)  
エチオピア・バングラデシュなどへの緊急支援や女性のための自立支援です。
30,000円

●JVC ガザ地区緊急医療支援         
イスラエルとの戦争状態にあるパレスチナ・ガザ地区への、医療に特定した支援として、
救急セットの配布と救急法トレーニグ、それに治療用ミルクの支援です。
70,000円

合計 335,280円

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WEショップに、ガザやアフガニスタン、カンボジア・モンゴルなどへの
募金箱をおき、皆さまからの応援をいただきました。
ご協力ありがとうございました。

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二宮町の補助金で出来たこと

◇年末国内向け緊急支援品送付
5万人以上の路上生活者が出るだろうというニュースが流れた昨年末、国内向けの緊急的な支援として、寄付品の中から防寒衣類などを、大型段ボール3箱(約50kg)を送りました。
送付先は、横浜で長く自立支援活動を続けている「寿支援者交流会」です。
この際の送付費用などに補助金を当てました。

◇モンゴルへの緊急支援として
スキーウェア等の古衣料送付(送付費用)
2006年度…8回 計35箱、約550kg
2007年度…7回(うち1回はロシア)
計18箱、約265kg
2008年度…5回 計9箱、約130㎏          

◇その他、現地の様子や状況を理解するためのWE講座開催や、
WEの活動をお知らせする広報としてニュースを発行し配布しました。

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WE21ジャパン とは・・・(WEはWomen‘s Empowerment・・「女性たちが力をつける」の略)
神奈川県下35のWE21地域NPOと連携し、市民の品物寄付・ボランティア参加が中心のリサイクルショップ「WEショップ」事業を推進。
資源のリユース・リサイクルを進めると同時に、その収益でアジア地域の人々の生活向上と自立のために支援し、環境・人権・平和・共生について学び行動することを目的としています。




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# by we-shop-ni | 2009-04-05 15:18 | 年度別・海外支援報告

緊急支援募金

08年度緊急支援 募金箱の設置
                     2009/02/05 1:14:26|
ガザ地区への緊急医療支援募金箱
昨年末から続くイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃に、
胸が重苦しいままでの年明けでした。

イスラエル軍による無差別攻撃で、パレスチナ側に1300人もの犠牲者を出す惨事となりました。
1月18日に停戦となり21日に撤退が完了しましたが、「停戦=平和」ではなく、イスラエルが封鎖を継続しているため破壊された町の再建は進まず、今も緊急状態にあります。
戦闘によるガザ地区の被害は20億ドル(約1800億円)に達するとされます。この攻撃によって日本の支援による建物や道路も破壊され79万ドル(約7000万円)相当の被害が出ていることが、国連開発計画(UNDP)の25日までの調査でわかっています。

JVC=日本国際ボランティアセンターが行なっている、
ガザ地区への緊急医療支援のための募金箱をショップに設置しましたので、
みなさまのご協力をお願いいたします。

支援募金総額 ■
# by we-shop-ni | 2009-02-05 15:26 | 年度別・海外支援報告
2008年度 貧困なくそうキャンペーンウイークの最終日、
               10月18日の売上は 36,380円でした。

              ブルキナファソ「乳幼児と妊産婦を対象の栄養改善事業」
              への支援金として全額寄付します。

               ご協力くださった皆様、ありがとうございました。

2008/10/12 10:03:49|ショップからのご報告
WE講座『ブルキナファソ、母子栄養改善事業の現場から』

WEショップにのみや店内で、10月8日WE講座を開催しました。
参加者は10人、そしてショップのお客様も耳を傾けてくださいました。
講師は、NGOハンガー・フリー・ワールドの冨田さんです。
アフリカのベナン、ブルキナファソの担当で9月末に帰国されたばかり。

世界の68億人が直面している飢餓の現状
 飢餓が原因で亡くなっている子ども 5秒に1人
 空腹のまま眠りにつく人        7人に1人
 1日1ドル以下で生活する人      5人に1人
               データ:国際食糧農業機構(FAO)ユニセフ

世界には、世界の人々を養うのに十分な食料があるそうです。
ただ分配の方法が間違っているだけ。

日本は食料の約6割を輸入にたよっている中で、
  日本が1年間に消費する食べ物     9000万トン
  日本で1年間に捨てられている食べ物 1900万トン
  世界で1年間に行われている食糧援助  600万トン

捨てている食べ物の方が、食糧援助の量より多い・・・これはショックでした。

1960年フランスから独立したブルキナファソは、
  出生1000人あたりの5歳未満児死亡数 191人(日本4人)
  平均寿命 48歳(日本82歳)
  識字率 22%
           (参考資料:世界子ども白書2007「ユニセフ」)

【乳幼児と妊産婦を対象の栄養改善事業】
国が始めましたが立ち行かなくなっていたところを、クブリ郡の国営保健センターと
ハンガー・フリー・ワールドとの共同事業として行っているそうです。

活用されていなかった国の施設を使い、すべて現地のスタッフで事業を行ない人材を育成している。
これには共感しました。
NGOが引き上げたらまた元の状態・・・それでは何のための支援だったのか、と思いますから。

毎週水曜日に子どもたちの定期診断を行なって、母親に栄養改善かゆの作り方を指導し、
同時に子どもとお母さんたちに食事を提供しています。

8月末現在栄養不良で登録されている子どもの数は、330人。
栄養失調状態から回復した子どもの数は、145人。

課題は、雨季の収穫期は農作業が忙しく通ってこなくなる母親が多いこと。
(夫が行かせてくれない場合もある)
今年は最近では1番の豊作なので雨季の間は食べ物が豊富にあるが、
10月に入って通ってきてくれるかが心配。
毎週通うよう、男性にも啓発活動を行っていくそうです。
食材を安定供給していくことも課題とのこと。

食事の回数は、収穫後は2回になることもあるそうですが、基本的には1回だそうです。
それから、ガソリンの値段は日本と同じくらいだとか・・・。
これにも一同びっくり。
フランスの1企業が独占しているそうです。

この、子どもと母親の栄養改善事業は、まだ続きます。
WE21ジャパンにのみやでは、10月18日のショップの売上全部を
昨年に引き続きこの事業に寄付します。
皆様方のご協力をお待ちしております。



 
# by we-shop-ni | 2008-10-23 15:33 | 年度別・海外支援報告
10月6日、ショップボランティアのみなさんとともに、
ボランティアミーティングを行ないました。

内容は盛りだくさん。
まず、ショップマネージャーから「古着のゆくえ」についての話。
WEショップ(54店舗)には、市民のみなさんから年間211トンの衣類が寄付されていて、109トンを販売(リユース)し、売れなかった102トンは古繊維業者(中古衣類の回収業者)を経由して、リサイクルされています。
古繊維業者さんに回収された古着のうち、
50%が着られるもの(1~2%国内リユース、ほかは主に東南アジアに輸出)
20%がウエスに。
30%が反毛材料として、リサイクルフェルト(車の断熱材など)、軍手、綿は白Tシャツ・・・などに再生されます。

テーブルコーディネート講師の光冨さんから、目で見て学び、料理の説明を聞いておいしくいただきました。



小唄の師匠 蓼 加津柳(たでかつりゅう)さんが、三味線の話や、一曲ずつ説明をしてくださり、和の風流なひとときを満喫。

最後に、民際支援(カンボジア)の話をWE21ジャパンひらつか代表の田平さんにしていただき、参加してくださった方から、「ショップボランティアで関わっていることが、海外の支援につながってるとよくわかって参加して良かった」と感想をいただきました。

ご参加くださったみなさま、ご協力くださった方々に感謝です
# by we-shop-ni | 2008-10-08 15:54 | WEショップから

支援学習会


2008年9月8日(土)藤沢から運営委員を招いて支援学習会を開きました。
場所はWEショップにのみや店舗内。

推薦事業:ブルキナファソ乳幼児妊産婦対象の栄養改善事業
実施NGO名:特定非営利活動法人ハンガーフリーワールド

5歳未満児の死亡率1000人中192人(日本4人)
乳幼児(1歳未満)死亡率97人(日本3人)
1日1ドル未満で暮す人が国民の45%
世界で後ろから数えて3番目の最貧国に位置するアフリカ大陸の国ブルキナファソ

この国の栄養不良児への食料や薬の提供に併せ、母親たちへの栄養粥作り・保健指導。
また、栄養粥に必要な作物や野菜の栽培の指導 など、
支援組織が去った後でも持続可能な自立への足がかりを残して行く。

特に心配なのは、日本にいれば自然と摂れているヨウ素欠乏と慢性的栄養障害が、失明や知覚障害・精神発達の遅れを引き起こす事。

この国の貧困には、先進国による搾取によって貧困から抜け出せない構造的な問題がある様だ。
自分に出来る事から始めよう。行動しよう。

WEショップでお買い物をすると、貧困国への支援に、あなたも参加する事ができます。
# by we-shop-ni | 2008-09-18 15:42 | 支援学習会